Swiftで計算してみよう – くらめそちゃんのSwiftパーティー(2)

はじめに

みなさん、お元気ですか？ クラスメソッド非公式キャラクターの くらめそちゃん です！

前回
Swiftのプログラムを書いてみよう – くらめそちゃんのSwiftパーティー(1) ｜ Developers.IO
は、Swiftのプログラムを書いて、グラフを描くところまでやりましたね。 ここから先も、iPhoneアプリを公開する目標に向かって、頑張っていきましょう！

プログラムを書く準備

前回書いたプログラムを呼び出して、そこに追加で書いていくことにしましょう。

まずXcodeを起動します。最初の画面がでてきました。

Welcom to Xcodeって書いてあります。ようこそXcodeへってことですね☆

右側に、前回作ったプログラムはありましたか？そこをダブルクリックすると…

前回つくったプログラムが開きます！

もしなければ、下の方の Open another project… って書いてあるところをクリックして探すか、前回の記事を見ながら、もう一回プログラムの名前をつける所から始めてみてくださいね。

計算してくれるプログラム！

さて、Swift で書いていきますよー！

let thisyear = 2014
let nextyear = thisyear + 1

前に書いたプログラムの下の方に、こんな風に書いてみてください。

書いていく途中、カーソルの近くに色々表示されると思いますが、気にせず打ち込んでみましょう。

右側の実行結果を見ると、2014と、2015ってかいてますね。

すごく簡単なプログラムだけど、来年の年を計算して表示してくれています！

かけたよ！やった！

解説ですよー

1行目！

let thisyear = 2014

thisyear（今年）っていう名前の箱があると思ってください。そこに、数字2014をポイって放り込んでいます。

「let」は、簡単に言うと、「このあとにかく名前は、数字とかを入れておく箱ですよ」っていう意味です。

これを書かないと、こんな風に左端に赤いビックリマークが出て、プログラムがうまく動きません！

letをつけなきゃ！

2行目！

let nextyear = thisyear + 1

nextyear(来年)っていう名前の箱に、さっきの thisyear の中身に 1 を足した数字を、放り込んでいます。

let nextyear = 2014 + 1と同じ意味ですね☆

2015 っていう数字が計算されて、結果の欄に表示されています。

一つ前の未年（ひつじどし）を計算してみよう

さて、来年は未年ですね！

上で覚えた書き方で、一つ前の未年を計算してみましょう。

nextyearはすでに計算されていますから、それを使ってみましょう。

かけましたか？

解説！

さて、こんなふうになると思います。

ここでは lastHitsujiDoshi となっていますが、箱の名前は、だいたいなんでもOKです。 干支が一回りするのは12年ごとですから、来年の数字 nextyear から 12 を引いて、lastHitsujiDoshi っていう箱に入れています。

2003年って計算してくれました！

Xcode のスゴイところ

プログラムを書いていくと、自然に色がついていったのに気づいたと思います！

皆さんの画面に出ている色とはちょっと色が違うかもしれませんね。綺麗ですね！

でも、ただきれいなだけじゃなくて、パッと見てわかりやすいように考えられています。数字に色がついたり、二回目に書いた thisyear の文字に色がついたり。

あと、２回めに thisyear と書いてる時、なにかが表示されませんでしたか？
こんなかんじでしたね。途中まで書いただけで、名前の候補が表示されたと思います。

一度つかった箱（thisyear）の名前を間違えないように、Xcodeが「この名前を使おうとしているかも？」って考えてくれているんです。みんな、いま動かしているプログラム用ソフト Xcode がやってくれています。すごい！

おわりに

私はいま、札幌に遊びに来ています！

赤レンガに時計台！綺麗ですね！

またね！くらめそちゃんでした。

記事作成にあたりご協力頂いた方々

• クラスメソッド・虎塚さん：くらめそちゃんのイラスト
• ふい様：ひまわりフォント from ふい字置き場